Nゲージと一定寸法のジオラマの配置

電車
鉄道模型で、日本で一番普及していて人気のあるのはNゲージと呼ばれる、左右のレールの内側の寸法が9ミリの規格のものです。縮尺は実物の1/150~160でこの規格に合わせて、ジオラマも一定の大きさに作られています。鉄道模型とジオラマの寸法を合わせないと、作成した時に違和感が出て、リアル性が命の鉄道模型が見劣りしてしまうのです。

これらを一定の配置に置き、電源装置を使って車両を走らせるのが、マニアの最大の楽しみなのです。Nゲージは車両や線路の種類も、他の規格に比べて断然多く、蒸気機関車や新幹線もあり、外国の車両も走らせることができるのです。しかも10車両くらい繋げて走らせれば、よりリアル感が出て、見ている人を魅了してしまうのです。

ジオラマをレイアウトする際も、Nゲージと同じ1/150の縮尺の自動車や人物、架線柱、鉄橋、樹木などを使って、自分の好きな風景を作ることができます。
鉄道模型を走らせる両サイドの地面なども、ボードにクラスターやパウダーを使って、完成風景を創造しながら、精密なプラモデルのように組み立てて、そこにお気に入りの鉄道車両を走らせる醍醐味は、マニアにとって言葉では表現できない程の喜びがあるようです。