Nゲージのジオラマ製作には短い釘とハンマー、ネジを用意しましょう。短い釘は、土台にレールを固定するために使用されていて、レールに固定されている枕木の中央部分に釘を打ち付けます。
まず、Nゲージジオラマのレイアウトを確認しておきましょう。ジオラマのトンネル、単線や複線、将来的に風景画像、山や街なみ、駅舎などを配置する場合も検討し、ある程度のスペースを設けてレイアウトしますので、鉛筆を使って下書きしても良いでしょう。レイアウトが決まったら、レールを固定する位置を決めます。位置が決まったら、いよいよ釘を打ち付けていきましょう。
釘を打ち付けていくとレールと釘の頭が同じ高さになってしまい、このまま打ち続けるとハンマーでレールを傷つけてしまいます。
この場合には、短い釘の上にネジを置き、その上から打ち付けていくとレールを傷つけることもなく、最後まで打ち付けられます。レールの長さによって打ち付ける箇所も代わりますが、おおよそ10~20本ほどが一般的です。釘を多く使うと取り外しが難しくなるので、初めての場合は10本ほどにしておきましょう。土台の後ろから釘がつきだした時は、リューターを使いましょう。リューターの先端にビットを付けて、釘がつきだした部分を削りとってやると平らになります。