発泡スチロールに厚紙を貼ろう

発砲スチロール
Nゲージのジオラマの土台に発泡スチロールを使う場合には、スチロールのりやスチロールボンドを使わなければなりません。発泡スチロールは、石油化学製品なので水を弾く性質を持っており、一般的な水のりでは固定することができません。バラスト固定によく使われている木工用ボンドには多少の接着力がありますが、はがれやすく不安定です。

また、プラスチック用に使われている強力な接着剤では、発泡スチロールそのものが溶けることがありますので、専用のスチロールのり(スチのり)を使うことをおすすめしますどうしても、一般的なのりを使うときは、下地として厚紙を張ると良いでしょう。スチロール製の土台に合わせた厚紙を用意して、短い釘を使って厚紙を固定していきます。

土台に厚紙を固定するときに、釘を打ち付けるための目印を付け、あらかじめ穴を開けておくとスムーズに釘を刺すことができます。

その後、厚紙の上に中心線やトンネルポータルなどの配置図を描いた後、レールを配置して短い釘で固定していきます。Nゲージのレールの内側にバラストを撒いたら、レールの外側にもバラストを撒きます。バラストを撒き終わったら、霧吹きを使って荷重をかけ、バラスト同士の隙間をなくしてやります。乾燥させるために暫く待った後、のりを使ってバラストを固定してやりましょう。一般的なのりを使う時には、土台の上に厚紙を固定してやるのがポイントです。